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2004年 12月17日(金)

大西、ようやく更改 

中日大西は600万円減

 中日の大西崇之外野手(33)が16日、契約更改交渉に臨み、600万円減の5400万円でサインした。

 出場機会が昨年の119試合から80試合と大幅に減少。打率も2割4分2厘にとどまった。「優勝はすごくうれしかったが、自分としては悔しいシーズンだった。今年は半分の力も出せなかった」と来季に雪辱を期していた。(金額は推定)

 どうも、自分の中で今年の大西選手は非常に影が薄かった。序盤代打の切り札として使われていたというくらいでしょうか。しかし、スクラップをひっくり返してみると、案外そうでなかったことが分かりました。

 4月は、井上選手絶好調のため、代打のみでの登場。4安打で打率2割8分6厘。この時期は落合監督が頑なにスタメンを動かさなかった時期。しかし、5月に入ると積極的に打順をいじりだし、不振の渡邉選手に替わり6試合のスタメン出場。5/30にはサヨナラ犠飛を放ちますが、全体的には代打でのアタリが出ず苦しい前半戦を送ります。6月になると、ルーキー中村の1軍登場もあり、いよいよ出場機会が減り、7/22にはとうとうファーム落ち。打率も1割9分4厘まで落ち込んでしまいました。

 しかし8月、福留選手がオリンピックで離脱すると、バッティングも急上昇。8月は打率3割3分を越え、12試合のスタメン出場を勝ち取ります。9月も主に左投手との対戦時に4試合スタメン出場しますが、森ショーゴーや高橋光の台頭で出場機会は現状気味。シーズン終了後も日本シリーズ直前までよさこいリーグに出場し、調整を続ける姿は印象的でしたが、シーズンでは内野安打1本のみ。来季の雪辱を期待したいところです。今季の成績は、80試合出場、32安打、4HR、15打点、打率2割4分2厘、出塁率2割9分4厘という成績でした。

 今季終盤の使われ方を見ると、なかなか来季も大変ではないかと感じました。特に8月下旬に福留選手が復帰してからは、4〜5試合代走としての出場のみという時期がありましたから…。ドラゴンズのレフト候補の中では3割打者に一番近い選手であることには変わりないわけですから、なんとかオープン戦で結果を出し、レギュラーを勝ち取ってほしいと思います。

Posted by Copland at 00:30 | Comments(5)

2004年 12月10日(金)

よかったよ、遠藤も更改 

岩瀬2億3000万円、川相5000万円でサイン

 中日の岩瀬仁紀投手(30)が10日、名古屋市内の球団事務所で来季の契約更改に臨み、3000万円増の2億3000万円でサインした。

 中継ぎから抑えに転向した今季は60試合に登板し2勝3敗22セーブ。リーグ優勝、アテネ五輪を経験し「充実した1年」と言いながら、開幕前の左足中指骨折での出遅れを「今年ほど苦しんだことはなかったが、その分自分の財産になった」と振り返った。米大リーグ挑戦にも触れ「投げてみたい気持ちはある。(行くなら)ポスティングシステム(入札制度)よりはフリーエージェント(FA)権で行きたい」と話した。

 川相昌弘内野手(40)は2000万円増の5000万円でサイン。80試合の出場ながら、若手への指導などプレー以外の点も高く評価された。

 また、遠藤政隆投手(32)は700万円減の3100万円でサインした。(金額は推定)

 今日は岩瀬、川相、遠藤の3選手が更改しました。特に遠藤投手は立場が微妙だったのですが、野口投手に続き20%近いダウンながら無事更改が完了。よほどのコトがない限り、現在のメンバー(+外国人投手)で来季を闘っていくことになることと思われます。
 新外国人の補強も米大リーグのウインターミーティング(12月10〜13日、カリフォルニア州アナハイム)終了後でないと決まってこないでしょうから、これで1段落でしょうか。


・岩瀬 仁紀投手(30)…2億3000万円 △3000(15%UP)

 オフになるたびにこの人のヒジは来年も大丈夫なのだろうかと不安になりますが、オリンピックで1カ月いなかったにもかかわらず、今季も60試合も投げてくれました。これでプロ入り以来、6年連続50試合以上登板しているわけで、尋常でない鉄腕ぶりと言わねばならないでしょう。

 今季はキャンプ中の3月中旬に風呂場で滑って左足中指骨折、早くもドラゴンズファンを奈落の底に叩き込みました。しかし、信じられないことに2週間後には開幕1軍入り! とはいえ開幕戦からバリバリ登板したものの、やはりボールのキレは岩瀬本来のものではなく4月は9試合登板しましたが、半分以上の5試合に自責点が付く状態で防御率は6.18。ファンやマスコミからは盛んにファームでの再調整を望む声が上がりました。5月に入っても調子は戻らず、5月前半は6試合に登板しましたが、無失点で切り抜けられたのはわずか2試合のみ…。神は死んだのか…。
 5月中旬になって、高橋聡、岡本、落合とようやくリリーフにメドが立ってきたため、ここでようやく岩瀬は1軍登録されたままミニキャンプを敢行。結果的にはこれが大きかったのでしょう、復帰後の5月23日から6月末まで15試合に登板して無失点。やっと本来の岩瀬のピッチングが戻ってきました。復帰前には6.23まで落ち込んだ防御率を6月末には3.51まで立て直します。
 その後はご存じの通り。オリンピックを挟みながらも、場所を選ばず登板し最終的には60試合登板、38交代完了、2勝3敗22S、防御率2.80という成績でした。いったい、8月も投げていたら何試合に登板することになったのか、考えるだに恐ろしい(笑。

 なんと言っても、今メジャーで最も必要とされている、左腕でキメ球をもつ鉄腕リリーバーですから、そろそろファンも心づもりをしておく必要があるかもしれません。FA取得まではあと3年。とりあえず、来年も宜しくお願いします。


・川相 昌弘内野手(40)…5000万円 △2000(67%UP)

 この人に関しては、成績を語ることはナンセンスでしょう。細かいことはわかりませんが、野球に取り組む姿勢や考え方を他の選手に話してくれるだけでOKという気もします。今季は主に立浪の打順が終わったあとのサードの守備固めとここ一番のピンチバンターという起用でしたが、8月1日にはレフト頭上を越えるサヨナラヒットを放ち、お立ち台にも昇りました。
 まさに「職人」と言う言葉がこれほど似合う選手はいないでしょう。来季も若手選手達に有形無形の財産を残してほしいと思います。


・遠藤 政隆投手(32)…3100万円 ▼700(18%DOWN)

 いつかブレイクするだろうと言われていた遠藤ももう32歳。今季も開幕一軍には名を連ねたものの4月末に抹消、以降合計4回の登録と抹消が繰り返されました。リリーフの頭数が足りなくなるとすかさず1軍に呼び戻されるのですが、気が付くとHRを撃たれている印象。そのうち大炎上して抹消されるということの繰り返しでした。素晴らしいストレートとスライダーを持っているのですが…。ちなみに今季の成績は22試合登板、25回2/3、1勝0敗、防御率7.01という成績でした。

 来季、結果を残せなければ、おそらく戦力外は確実。何が問題なのか良く分からないのですが、これが最後だと思って死力を尽くして欲しいと思います。

Posted by Copland at 22:43 | Comments(8)

2004年 12月7日(火)

野口20%DOWNで更改 

中日の野口が契約更改 年俸1億80万円

 中日の野口茂樹投手が7日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2520万円減の年俸1億80万円でサインした。
 今季は17試合に登板し4勝8敗、防御率5・65と振るわなかった。8月21日の横浜戦を最後に公式戦の登板機会はなく、トレード候補にもなり去就が注目されていた。
 野口は「球団から来季も中日で頑張ってほしいと言われた。使っていただけるということで僕の方も頑張らないといけないと思っている」と気持ちを切り替えていた。(金額は推定)(共同通信)

 4月のピッチングはそんなに悪くなかったとは思うのですが(4月27日は完封目前)、5月3日の神宮で2回に2死から8連打されると5月29日まで先発のチャンスすら貰えず、2試合のリリーフ登板のみ。先発復帰2試合目の6月5日に3回途中でKOされると1回目のファーム落ち。
 ファームで5回で10三振をとり1軍に戻ると、6月20日の登板では見事完封勝ちで復活かと思われましたが、この後5試合はピリッとしないピッチングが続きます。8月7日に1死しかとれず、打者6人に3HRを含む5安打を浴びると、今季3度目のファーム落ち。
 8月14日にはファームで完封勝ちを収め、8月21日に1軍に復帰しますが、3回2死から2HRを含む5連打でKO。その後の1軍登板はありませんでした。

 もともとボールのキレで勝負するタイプで微妙なボールの出し入れの得意なタイプではありませんから、キレがなく単調になると連打されるのはあたりまえ。オフにしっかり走り込んで、とにかくボールにキレを取り戻してほしい。
 精神面うんぬんの話はありますが、19勝したのも今の野口ですから…。なんとか、来季ファンの前に帰って来て欲しいと願っています。

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Posted by Copland at 17:50 | Comments(10)

2004年 12月4日(土)

ナゴヤ残留組の更改始まる 

 ナゴヤ残留組の平松投手と井上選手に続く主力組の渡邉選手の契約更改が行われました。実を言うと、荒木・谷繁・落合とベテラン選手達が沖縄で更改を相次いで行っていたため、渡邉選手の更改が何故行われないのかが疑問だったのですが、今はおそらくは渡邉選手への球団の信頼感を示すための方法論だったのだろうと思っています。
 来週には、野口投手の更改も予定されており、一気に更改が進んでいきそうな雰囲気です。


・渡辺 博幸内野手(34)…5000万円 △1500(43%UP)

 春先はファーム改造の失敗からか打撃絶不調。6月末でも打率は2割を切っていたにもかかわらず、出番が減らなかったのはゴールデンクラブ賞を獲得した守備がモノを言っていたからでしょう。
 その後もリナレス、森野と三つ巴のポジション争いを繰り広げていましたが、オールスター明けに眠れる龍は一気に覚醒。8月、9月とリナレスと併用ながらも、4割近い打率を叩き出し打率も2割7分台まで急上昇。スタメン出場のない試合でも連日、ゲーム終盤には必ず登場して堅実な守備でチームを支え続けました。10月にはシリーズを望んで外野の守備練習も開始し、ユーティリティープレーヤーぶりをアピールしていました。
 ポストシーズンで調子を崩したのは残念でしたが、1年を通じて1軍で活躍した功績は大きく、大幅アップの更改となったようです。今季の成績は、124試合出場、83安打、2HR、22打点、打率2割8分6厘という成績でした。

 来季はウッズの加入で1塁ポジションも厳しくなりましたが、立浪の状態次第では本職のサードでの出場もあるかもしれません。来季も終盤の守備固めとして、右の代打として重要な場面での出場が増えると思います。来季もケガ無く1年を過ごして欲しいと思います。


・平松 一宏投手(14)…2100万円 ▼400(16%DOWN)

 ファームでは3勝4敗ながら、68回以上を投げて防御率2.49と結果を出していたのですが、投球内容が評価されず、4月末に一瞬1軍に上がったあとは9月まで1軍昇格の機会が貰えませんでした。
 9月11日に昇格すると、先発で5回を2点とまずまずのピッチング。しかし、その後登板機会がなく、次の登板は優勝翌日の10月2日。6回まで1失点と好投していたのですが、打線にやる気がなく見殺しに。結局、7回に4失点と捕まって敗戦投手となってしまいました。今季の成績は3試合登板、15回0/3、1勝1敗、防御率3.60という成績。

 そこそこのピッチングはしているのですが、どうやら首脳陣の評価が低いようで、今オフにはトレード要員に。どうやら残留となりそうですが、このままだと前途は厳しそう。本人も言っていますが、もう少しストレートに力があると全然違うと思うのですが。

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 「落合監督からは『出場機会は減るけど、ケガせず、ずっと1軍にいてさえくれれば年俸は下がらない』と言ってもらいました。いつでも出られるように体調だけは万全にしたい」

中日平松「トレード要員?」淡々と更改
 「成績が残せなかったのでしようがない。球の勢いを増さないとチーム内の競争には勝てないと思う。とにかく来年に向けて頑張っていくだけです」

Posted by Copland at 21:03 | Comments(2) |TrackBack(4)

2004年 11月29日(月)

井上、納得の更改。 

 前回11月24日の交渉では、「代表と話がしたい」と保留したいのうえくんですが、今日2度目の更改では納得のサイン。納会の時にも、代表と少し話ができたようですし。
「最初から最後までレギュラーがよかったけれど、日本シリーズで目立つこともできた。トータルでは野球はできたかな」と語った模様。

・井上 一樹外野手(33)…6000万円 △1500(33%UP)

 ドラゴンズ1のナイスガイ井上選手ですが、今季は開幕スタメンを勝ち取るといきなり4月から絶好調。リリーフ陣は圧倒的な駒不足、打線は井端、荒木が今ひとつ、立浪は絶不調という状況にもかかわらず、なんとかやってこれたのは井上選手の活躍あってこそ。4月は打率3割7分3厘、4HRと下位打線のポイントゲッターとして打ちまくりました。
 しかし5月に入ると、打ちたい余りボール球に手を出すシーンが目立ちはじめ、打率も急降下。いつものいのうえくんに戻ってしまいました。結局、今季は113試合出場、78安打、11HR、30打点、打率2割7分5厘という成績でした。

 来季のレフトは、英智、大西、森選手らとポジションを争うわけですが、森野、仲澤、渡邉、大友選手らも加わり競争は更に激化している印象です。うかうかしていると、連続開幕スタメンの記録も途切れてしまいますよ。

中日井上1500万円増でサイン

Posted by Copland at 19:49 | Comments(3) |TrackBack(22)

2004年 11月24日(水)

ブラジルコンビ無事更改 

 個人的にはもっとも残留が危惧されていたブラジルコンビ、櫻井・瀬間仲が無事契約更改しました。母国ブラジルのW杯予選に参加していたこともあり、この時期の契約更改になりましたものと思われます。両選手とも今季の1軍登録はなし。このオフに来季への生き残りを賭けます。


・桜井 好実外野手(20)…700万円 ▼20(3%DOWN)

 右の4番候補として華々しく秋季キャンプに望みましたが、結果的には今季も2軍スタート。ファームでも外野の壁は厚く、なかなかスタメン定着とはいきませんでした。まだ若いとはいえ、そろそろ結果が求められる時期。まずはファームでコンスタントに出場できるような力を。今季は58試合、18安打、3HR、9打点、打率1割9分6厘。


・瀬間仲 ノルベルト内野手(20)…580万円 ▼10(2%DOWN)

 こちらは櫻井よりさらに厳しい印象。なかなか1塁守備につけず、ほぼ代打での起用のみ。シーズン終盤には佐藤監督のアイデアでスイッチにも挑戦にも挑戦中ですが…。
 来季のファームの1塁は、おそらくベテラン筒井壮との一騎打ち。なんとか勝利して出場機会を勝ち取って欲しいものです。今季はファームで46試合出場、7安打、3打点、打率1割5分9厘。

Posted by Copland at 00:16 | Comments(4)

2004年 11月22日(月)

ドミンゴ様、残留決定 

ドミンゴ、中日と2年2・5億円契約

 中日は22日、ドミンゴ・グスマン投手(29)と総額240万ドル(約2億5200万円)の2年契約で合意したと発表した。ドミンゴは横浜から移籍した今季、先発で23試合に登板して10勝5敗、防御率3・76の成績でリーグ優勝に貢献。今季の年俸50万ドルから大幅にアップした。(金額は推定)

 くわしい契約内容はわかりませんが、単年だと120万ドルですか。ちょっと高い気もしますが、出来高分もあるでしょうから満額獲得できるように頑張ってください。
 1度リタイヤこそしましたが、ほぼ通年ローテーションで頑張ってくれました。あの投げ方ゆえ、80球を越えると急激に球威が落ちるのと、セットポジションでガクッと球威が落ちるのが問題なのですが、そこは専属コーチが何とかしてくれるでしょう、たぶん。
 クイックができないとか、バントができない(セーフティーは可)とか、スライディングができない(ヘッドスライディングは可)とか、いろいろ問題点はアリアリなのですが、裏返してみれば、まだまだ伸びる余地はあるということ。果敢に盗塁を狙う姿には思わず目頭が熱くなりました(ウソ)。精神的な部分がクローズアップされがちですが、シーズン当初に比べれば、ずいぶん良くなってきているような気がします。
 個人的にはこの選手大好きですから、来季も最強のネタ要員として期待しています。


・山井 大介投手(26)…2000万円 △350(21%UP)

 今季は2軍スタートでしたが、5月初旬に左ヒザを痛めリタイヤ。6月中旬に復帰した後、佐藤監督の持論の「1軍で活躍するにはカーブやスライダー以外に落ちる球が必要」からか、フォークの握りを変えて成功。8月7日の対近鉄戦で完封勝利すると、先発陣・火の車状態の1軍からお呼びがかかり、8月14日に1軍登録。しかし、制球難に苦しみ3試合登板で防御率12.71と結果が出ず、28日には登録抹消。
 9月7日にファームで7回零封と結果を出すと、9月12日に再び1軍登録。あのジャンケン先発以降は5試合登板(3試合先発)で21回1/3を投げて防御率0.84と8月とは打って変わった素晴らしいピッチングを披露。あれよあれよという間に、日本シリーズの先発までゲットしました。今季の成績は、8試合登板、27回0/3、2勝1敗、防御率3.33。

 実働1カ月半ですから上がりすぎかなという気もしますが、あとは来季への期待料でしょうか。無論、来季はローテーションを担って貰いたいとは思っていますが、1年通して考えるとあまり過度な期待を掛けるのも危険では…。

Posted by Copland at 23:55 | Comments(8) |TrackBack(6)

2004年 11月20日(土)

福留、今季初の保留 

 ドラフトも終わり、名古屋での契約更改がスタートしました。
 残留組が先になるかと思っていたのですが、一気に主力組の更改になってしまいました。他チームの更改も始まり、戦力編成も固まってきている昨今、トレードの成立はどんどん難しくなりつつあります。

 発表されていない以上、現状しっかり固まったトレードはないのでしょう。こうなると、今回のナゴヤ残留という明確な線引きはあまりうまいやり方ではなかったのかな、と思ってしまいます。トレードを行うにしても、交換要員の部分で他球団に足元を見られてしまう部分も出てきてしまいますし、また選手枠がいっぱいですから1対2のようなトレードもなかなか行いづらいでしょう。今後、選手を残留させるにしてもモチベーションの問題もありますし…。
 いずれにしても、2回目のトライアウトが24日に迫りつつあります。プロは実力の世界だというのはもちろん承知の上ですが、どうせプレイするならスッキリとした形でプレイさせて上げたいと思いますから、残留することになった選手にはそれ相応のキチンとしたフォローをして欲しいと思います。


・谷繁 元信捕手(33)…2億5000万円 □0(複数年契約4年目)

 今季は途中、腰痛に苦しんだものの121試合に出場。勝負強い打撃と的確なインサイドワークで強力投手陣をリードし、チームの5年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。今季の成績は、121試合、106安打、18HR、68打点、打率2割6分。来季は2度目のFA権の取得が確実。

 が、川上も言っていたように「投手が打たれた際、露骨にイヤな顔をする」とか、山本昌が言っていたように「投手が頑張っているのに、ちらちらベンチを見て交代を訴える」とか、イイ年なんだから周囲にもう少し配慮してほしい気がします。

「最後(日本シリーズで)負けて悔しかったので、オフから来年の秋までその思いを持ちながらやりたい。再来年以降は来年1年やってから考える」


・柳沢 裕一捕手(33)…4000万円 △1960(96%UP)

 「自分は巨人を出された選手ですから…」の一言でドラファンの心を鷲づかみにしたナイスガイ。谷繁の腰痛離脱の間は扇の要を見事に守り、頼りにならない若手との実力差を見せつけました。問題の打撃もコンスタントに試合に出ていれば2割5分くらいは打てそうな印象。藤井の死球によるリタイアさえなければ、もう少し数字も上がっていたでしょう。
 大幅昇給ですが、おそらく清水将との比較もあってのUPだと思います。今季の成績は、38試合、15安打、1HR、10打点、打率2割4分2厘。


・森野 将彦内野手(26)…2500万円 △200(9%UP)

 今季は掌のケガで7月には1カ月リタイヤしましたが、ほぼ1年間1軍に定着。守備位置こそ転々としましたが、落合監督の期待は大きそう。秋季キャンプでも森岡とならび強化指定選手として連日シゴかれていました(ケガしてしまいましたが)。ドラゴンズ若手では、一番「打てそうな」選手なのですが、崩されると脆い打撃が課題でしょう。来季はレフトのポジション争いに加わり、レギュラーを目指します。今季の成績は、80試合、44安打、4HR、21打点、打率2割7分2厘。


・福留 孝介外野手(27)…条件提示なしで保留。

 「まだ時期が早いこともあるし、考える時間がほしい」


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Posted by Copland at 04:13 | Comments(2)

2004年 11月15日(月)

そろそろ更改もなかば。 

 昨日で更改者も31名となかばを越えました。比較的査定の楽だった選手が多かったのもあるのでしょうが、ここまで保留者なしと順調な更改です。おそらく現在秋季キャンプに参加しているメンバーで未更改なのは、今日から合流した井端と渡邉の2名のみ。
 今後は、ドラフトの結果とトレードの進捗を睨みながら、ナゴヤ残留組とベテラン組の契約更改が下旬から開始されていくものと思われます。そろそろ本格的なストーブリーグのスタートです。


・小林 正人投手(24)…800万円 ▼150(16%DOWN)

 1軍昇格なし13人衆のひとり。左スリークオーターのスライダーピッチャーらしいのですが、はっきり言ってよくわからないなぁと思っていたら、今日のトーチュウにデカデカと出ていましたね。岩隈風フォームに改造してナックルを試しているようです。真っ直ぐにはぼちぼちキレがあるピッチャーなので、ナックルがウイニングショットになれば、そこそこやれるかもしれません。
 今季はファームで12試合登板、13回、0勝0敗、防御率2.08の成績ですが、防御率以上に打たれていました。そのせいか9月からフォーム改造に取り組んでいたようですが、来季も契約されたということは、比較的結果が出ているということでしょう。崖っぷちですが、なんとか結果を出してアピールしてください。


・仲沢 忠厚内野手(22)…750万円 △80(12%UP)

 非凡な打撃力をもつ、ポスト立浪一番手の選手。と思っていたら、とうとうさっぱりうまくならない内野守備に愛想をつかされ、外野コンバートとなってしまいました。今季は3度1軍登録されましたが、今季の成績は10試合で6打数1安打、2打点、打率.1割6分6厘とほとんど使って貰えないまま終了。
 しかしファームでは長いスランプがあったにもかかわらず、打率.337、9HRと打撃力はファームではNo.1。ファームにいてもこれ以上伸びないような気もするので、できれば1軍に定着してほしいのですが、そうなるとやはり守備が問題でしょうか?


・土谷 鉄平内野手(22)…900万円 △260(41%UP)

 誰だ、こいつは?、と思っているうちに、守備と走塁で1軍に定着。4月と8月こそファームに落ちましたが、英智とともに今季のドラゴンズを地味に支えました。
 やはり、英智と同じバッティングが課題なのですが、守備では英智にかなわない以上、バント等小技のレベルアップは絶対に必要でしょう。どうやら超激戦区になりそうな1軍外野陣に食い込んで行くためには、相当の努力が必要です。今季の成績は、50試合出場、27打数5安打、打率1割8分5厘。


・清水 清人捕手(25)…700万円 ▼20(3%UP)

  すっかり影が薄くなってしまった清水選手ですが、どうもチャンスが来そうになるとケガをしているような印象があります。清水将選手の加入で登録名も変わりますし、心機一転頑張ってほしいと思います。守備面はファーム捕手ではNo.1だと思いますが、やはり柳沢との差は大きい上に、今オフには清水将の加入もあり、ますます厳しくなった印象です。全体的に大きくレベルアップしないと…。今季の成績は、1試合出場、打席なし。


・田上 秀則捕手(25)…890万円 ▼160(15%DOWN)

 ファームが誇る長距離砲。個人的には、打てる上に肩も強くフットワークも悪くない捕手ということで、非常に期待していた選手です。しかし、どうやらキャッチングやリードに問題アリアリで、シーズン中には捕手失格となったようですが、秋季キャンプでは再び古久保コーチの指導のもと再びキャッチャーにチャレンジしているようです。ドラゴンズには他には見あたらない「打てる捕手」ですから、なんとか頑張って守備面をなんとかしてほしい(希望)。春のキャンプであっさり1塁を守っていたりしないように! 今季の成績は2試合出場、3打数ヒットなし。

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2004年 11月14日(日)

朝倉ダウンで更改。 

アレックスが2年6億円で契約延長

 中日は13日、アレックス・オチョア外野手(32)と来季の契約を交わしたと発表した。2年契約で総額600万ドル(約6億3000万円)の大型契約。

 今季、中堅手として全試合に出場し、攻守両面でリーグ制覇に貢献した。(金額は推定)

 正式に合意したようです。昨年の200万ドルから25%UPの250万ドル+出来高50万ドルで総額300万ドルの2年契約というところでしょうか? 2億7500万円の高額年俸に恥じない活躍を期待しましょう。
 個人的には、ベースが高い(02年も200万ドル)ことを考えれば、妥当なUP幅だと思うのですが…。


・朝倉 健太投手(23)…2,900万円 ▼300(9%DOWN)

 去年6月5日に右ひじ骨棘の除去手術を受け復活を期した今季でしたが、3月初旬に右肩に炎症が出て開幕絶望。フォームも去年のすり足から秋季キャンプには「上体だけで投げがちなすり足だと、ひじに負担がかかるので」左足を上げるフォームに転換しましたが、バランスが悪く、制球が定まらなかったことから、さらにフォームを変えて5月の1軍登録後は2段モーションに。
 5/21にようやく1軍登録されてからは、先発3連勝と結果を出しましたが、長良川の4回7安打3失点で再びファーム落ち。8/1に再登録されますがふたたびオーソドックスに戻したフォームがあだになったのかコントロールが定まらず、8月中盤以降ほぼメッタ打ち状態で9/6に再びファーム落ち。その後、ファームで日本一に大きく貢献する結果になってしまったのは、本人には皮肉な結果だったでしょう。今季の成績は、14試合登板、53回0/3、3勝3敗、防御率4.07。

 フォーム変えすぎなのは確かなのですが、やはり、3月のケガで春に十分投げ込めずフォームを固められなかったための今季の迷走だったような気がします。幸い、肘や肩の状態も良さそうですから、順調なキャンプを送れさえすれば、来季は期待出来るのではないでしょうか?


・石川 賢投手(23)…1,350万円 ▼150(10%DOWN)

 ドラフト3巡目ルーキー。今季は4回の登録・再登録を繰り返しましたが、合計3カ月弱は1軍にいた計算になります。4月に1軍に上がった直後はそこそこのピッチングをしていたのですが、5/3の神宮で野口の後を受け、6連打で6失点したあたりからどうも歯車が狂ってしまった感じですね。なにしろ、3カ月で9試合しか登板させて貰えなかったわけですから。今季の成績は、9試合登板、11回2/3、0勝0敗、防御率6.94。

 ファームでは、ほとんど敵なし(20試合で防御率0.89)ですから、力がないわけでは無いのですが、層の厚いリリーフ陣に食い込むには決め手が足りないのかもしれません。ケガなく過ごせたのも大きいと思います。なんとかキャンプで首脳陣にアピールして登板機会を勝ち取って下さい。


・森岡 良介投手(20)…900万円 ▼50(5%DOWN)

 数字こそ出ていませんが、ファームで順調に伸びています。問題は守備面なのですが、秋季キャンプでも森野選手と並び強化指定選手となり、連日高代コーチのノックを浴びているようです。今季の成績はわずか1週間程の1軍で、1試合出場、1打数0安打、0HR、0打点と言う成績。
 そろそろ、立浪の後継者のことも真剣に考えなければならない時期。来季のファームは内野手の層が非常に薄いことから、堂上・中川とともにフル出場を期待しています。そろそろ芽が出ても良い頃だと思いますが…。


・幕田 賢治外野手(26)…900万円 △150(20%UP)

 3カ月近く1軍にいたにもかからず、正直あまり印象のない選手。守備能力を買われているのでしょうか。19試合出場、8打数0安打、0HR、0打点と言う成績。
 ファームでの打率も1割台ですから、よほど頑張らないとかなりヤバイとは思います。


・都築 克幸外野手(21)…650万円 △60(10%UP)

 今季一軍登録されなかった選手の一人。俊足を活かし去年外野にコンバート。今季はコンスタントに2軍戦に出場し、68試合出場、159打数47安打、4HR、22打点、打率2割9分6厘と言う成績。現状では、1軍の外野陣に食い込んでいくのは難しいかもしれません。成長している印象はあるので、来季以降に期待。

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2004年 11月10日(水)

荒木倍増で更改 


・荒木 雅博内野手(27)…9,000万円△4,500(100%UP)

 今更、細かい成績を挙げるまでもないでしょう、今季No.1の成長を見せた選手です。とはいってもシーズン当初は低調な打撃に悩まされ、5月の連休明けに井端との打順が変わったあと、いよいよ調子を落とし5/11〜15では8番に降格。打率も2割3分台まで下降しました。しかしここから調子を上げ、6月の例のパターン(荒木出て、井端送って、立浪タイムリー)が機能するようになってからは皆さんご存じの通りです。今季の成績は、全試合出場、602打数176安打、3HR、44打点、打率2割9分2厘、盗塁39。
 守備面は送球の不安定さが解消され、まったく問題ないレベル。ボール打ちが多いため四球が少なく出塁率が低いことと、1番降格(?)の原因ともなったバントのヘタさが課題でしょうか? まあ、今年は出来すぎのような気もするのですが、打撃の確実性をアップして出塁機会を増やし、来季は是非盗塁王のタイトルを目指してほしいと思います。


・高橋 光信内野手(29)…1,900万円△660(53%UP)

 開幕前には「右の4番候補」として騒がれ開幕1軍入りはしたものの、主に代打としての起用で、6打数1安打と目立った結果を残せず4/15にファーム落ち。あぁ今年もファームの4番として終了か、と思っていたら、8/10の再登録以降「ボールを振らない代打の切り札」として9月の巨人戦で一気にブレイク。日本シリーズでは結果は出なかったものの、DHとしてスタメン起用されました。今季の成績は、35試合出場、27打数8安打、3HR、9打点、打率2割9分6厘、四死球9、出塁率4割5分7厘。

 正直、9安打で1,900万円は上がりすぎのような気がしますが、一番キツイ場面で勝利に貢献したというところが評価されたのでしょうか? 右肩の故障のせいで送球に不安があり、今年も1軍での守備機会はほとんど無し。ファームでは守っているわけですから、守備ができないわけではありません。本来なら正確な捕球と送球を身につけてスタメンに定着して欲しい選手なのですが…。


・森 章剛外野手(25)…1,300万円△250(24%UP)

 9/24までファーム暮らし。左打ちにしたり、スイッチに戻したり、忙しかったと思いますが、ファームでも2割6分、4HRとパンチ力はあるものの平凡な成績でした。
 しかし26日にスタメン起用されると、2試合連続でHRを放つなど大活躍。シリーズでも3試合に渡ってスタメン起用され、首脳陣の期待の大きさがわかります。今季の成績は、10試合出場、32打数7安打、3HR、6打点、打率2割1分8厘、三振14。

 長打力の魅力と普通の守備でシーズン終盤スタメンをゲットしたものの、三振か三振か三振かHRという雑なバッティングはいかがなものか? 結構、落合監督に気に入られているような気がするので、来季の出場機会はふえるかも。


・中村 公治外野手(23)…1,200万円□(現状維持)

 シーズン前半は「右の四番候補」「オリンピック期間中のクリーンアップ」と、ともかく期待の大きかったドラフト5巡目即戦力ルーキー。シーズン前半はファームで4番に固定され、首脳陣の期待の大きさが感じられました。6/11に1軍登録されると即スタメン起用され、当初は結果を出していましたが、徐々に調子を落として7月上旬に登録抹消。
 どうやらこのあたりで中村選手のエリート育成は終了したようで、後半戦はファームでも他の選手と同様に扱われるようになりました。結果的にファームの結果は2割5分7厘、6ホーマーと物足りない数字に終わりました。今季の成績は、16試合出場、43打数10安打、0HR、2打点、打率2割3分2厘。

 守備・走塁に秀でた部分が無かったのが、一軍に定着できなかったポイントかもしれません。全体的なレベルアップが必要でしょうが、何か1つでも秀でた部分を作らないとなかなか1軍入りは厳しいように思います。英智・土谷・森・仲澤に追いつくには確実なバッティングを身につけるのが早道でしょうか。


・前田 章宏捕手(20)…750万円□(現状維持)

  将来の正捕手候補No.1なのですが、なかなか伸びてこない選手です。これはどうやら捕手コーチの方にもすくなからず問題があると落合監督は考えていたようで、早くも6月には秦コーチに就任を打診してたようです。ファームでも打撃では田上に及ばず、守備でも他の選手に及ばないことからなかなか出場機会に恵まれず、36試合の出場にとどまりました。

 7月と10月の2度、1軍に登録されましたが、出場機会は少なく6試合出場2打数ヒットなし。現在は秋季キャンプでキャッチングの基本から直されているようです。期待は大きいですから、来季どうなるのか楽しみではあります。

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2004年 11月7日(日)

中里、無事更改。 

中日落合竜アレックスよりウッズ

 中日は契約交渉が難航しているアレックス・オチョア外野手(32)に対して解雇も辞さない強硬な姿勢を示した。キャンプ地沖縄で井手峻編成担当(60)が「相手は年俸アップを要求しているが譲歩はしない。彼の代わりは日本人選手でもいる」と語った。

 アレックスよりウッズ—。球団側の姿勢が明確になった。現在米国で林光中渉外部員(35)と交渉中のアレックスの代理人スコット・ボラス氏(52)は年俸250万ドル(約2億7500万円)の2年契約という提示を保留。この日横浜退団が正式に決まり、中日が2年総額10億円を用意して獲得を狙うタイロン・ウッズ内野手(35)との条件格差を引き合いに出し年俸アップを要求してきた。

 だが井手編成担当は「本塁打が21本でしょう。ウッズと比較するということ自体がおかしい」と今季45本塁打のウッズと比べてアレックスは助っ人大砲として物足りないことを指摘。落合監督も終盤に活躍するまでは来季戦力構想から外していたという。

 またボンズ、A・ロドリゲスら大物メジャーリーガーの代理人も務め“吸血鬼”の異名を持つボラス氏についても「向こうはとにかくしつこく交渉してくる。粘り勝ちを狙っているがこっちは応じない」と1歩も引かない構え。アレックス側が法外な年俸を要求し続けるようなら交渉決裂で退団の可能性も出てきた。

 …。



・平井 正史投手(27)…7,000万円△2,000(40%UP)

 今季は開幕から先発を任されましたが、ローテーションの軸というわけにはいかず先発とリリーフを掛け持ちする状態。5/25に腰痛でリタイヤするまで8試合(5試合先発)で3勝3敗、防御率5.17と言う、はっきり言ってイマイチな成績。7/7に1軍復帰したあとも先発を任されますが、4試合先発して、良かったり悪かったりで2勝2敗と、結果的にはさんざんな前半戦でした。
 しかし、後半戦では8/4に岩瀬のオリンピック行きを踏まえてリリーフに転向。以降25試合でリリーフ失敗わずか1試合(失点があったのも3試合のみ、防御率1.93)と素晴らしい成績で、後半のブルペンを支えました。今季の成績は、38試合登板、87回0/3、5勝6敗5S、防御率3.93。
 前半ほとんど働いていないだけに、40%UPは上がりすぎかなと思いますが、それだけ8月以降のピッチングが首脳陣の評価されているのでしょう。日本シリーズではシュート回転する真っ直ぐを西武打撃陣に連打され、真っ直ぐが走らないときのコンビネーションに課題を残しました。おそらく来年もリリーフで投げると思いますが、1年通しての活躍が期待されるだけに、調子が落ちたときのピッチングの幅を拡げてほしいと思います。


・落合 英二投手(35)…11,000万円(複数年契約2年目)

 3/9に交通事故で首と背中を打撲したため、開幕に間に合わず4/22に1軍合流。しかしここから2カ月、獅子奮迅の活躍でブルペンを支えます。6/16まで20試合に登板して2勝0敗9S、防御率0.49(失点は1試合のみ)。しかしこの頃からおそらく肘か肩に不調を抱えていたのでしょう、その後6月の登板は2回のみ。7月こそ10試合に登板しましたが、再び8月上旬、約2週間のリタイヤ(登録抹消はナシ)。8/14に復帰しますが、9/8には今度は右足肉離れで登録抹消。9/26にサプライズ先発で1軍復帰しますが、ボールのキレは戻らず不本意な形でシーズンを終える結果となってしまいました。今季の成績は、42試合登板、44回0/3、4勝3敗10S、防御率2.45。
 首脳陣は先発復帰を考えているようですが、英二さん本人はリリーフを希望している模様。より身体に負担のかからない先発へ、というのもありますが、やはりブルペンにはこの人に居て貰わないと困ります。起用に気を使えばまだまだやれるはず、というか十分気を使って起用してください、森コーチ。


・久本 祐一投手(25)…2,600万円△100(4%UP)

 開幕1軍スタートながらわずか1試合の登板で4/4登録抹消。4/16に再登録されますが、2試合登板しただけで、今度は左足内転筋断裂という故障で4/21登録抹消。6/21にようやく故障完治し登録されますが、7/6の登板でいきなり4連打されたのが逆鱗にふれ、登録抹消。ここまでの成績は7試合登板で防御率7.71。
 7/19に登録されると、ようやく結果を出し1軍定着。ようやく良い場面でも起用されるようになり、8連投を含む連日の登板で期待に応えます。優勝ゲームで連打されたことからか、日本シリーズでの登板はありませんでしたが、後半戦は登板場面を問わず良く投げたと思います。 最終的には38試合登板、42回1/3、1勝0敗、防御率3.83の成績。
 個人的にはイメージの良いピッチャーなので、なぜもっと給料があがらないのか不思議だったのですが、調べてみると意外とリリーフ成功率が低く、無失点で切り抜けられる確率が低い(70%前後)のがわかりました。与四球と被本塁打が多く、このあたりが首脳陣の信頼がいまひとつな部分なのでしょう。本人はキャンプの課題として「スライダーの完成度アップとストレートの制球向上」を挙げているようですが、達成できれば岡本に続くセットアッパーの誕生となるかもしれません。また、リリーフ陣が順調に春期キャンプを送れば、先発起用もあるかもしれないとも思っています。


・中里 篤史投手(22)…500万円▼100(17%DOWN)

 昨秋の沖縄キャンプで水泳トレ中に右肩を脱臼。1月に右肩手術(右肩関節唇および関節包修復)を受けて今季はリハビリの日々。ということでファームでも登板無し。
 永遠のビデオ係かと思っていましたが、ようやく復帰に向けての準備を始めた様子です。竜のエースになれる素材であったことは間違いないのですが、故障を克服できるかは正直、微妙だと思います。もちろん期待はしていますが…。


・チェン・ウェイン投手(19)…1,300万円△100(8%UP)

 今季は6/18に1軍登録こそされましたが、1軍登板はなし。ファームでの成績は、13試合登板、23回、1勝2敗、防御率3.52。
 本格派サウスポーという以外あまり良く分からないのですが、まだもう少し時間が掛かりそう。まだ19歳だしね。なぜ、給料が上がっているのかは不明。

Posted by Copland at 20:48 | Comments(3)

2004年 11月6日(土)

契約更改ー2005 

中日アレックスとの契約交渉が暗礁

 中日井手峻編成担当(60)は5日、アレックス・オチョア外野手(32)との契約交渉が暗礁に乗り上げていることを明らかにした。キャンプ地沖縄入りした同担当は「まだ交渉している途中だが、相当時間がかかると思う」と語った。林光中渉外部員(35)が渡米して交渉中だが、アレックスの代理人は中日が獲得を目指している横浜タイロン・ウッズ内野手(35)との条件の格差に不満を示しているという。大型補強に動き出した結果、思わぬ事態を招くことになった。
 中日は「右の大砲」を補強するためウッズに対して2年総額10億円という球団史上最高条件を用意した。当初は2年6億円でスタートしたが、阪神との競合で条件を大幅に修正。一部で「マネーゲーム」との非難の声も出ているが、その情報が米国に伝わり、身内の選手の契約に影響を及ぼすという皮肉な事態が生まれた。来季3年目となるアレックスにはこれまでの単年から2年契約、年俸2億5000万円を提示したと見られるが、合意寸前でアレックス側がさらなる年俸アップを要求してきたという。球団初の連覇と51年ぶりの日本一を目指す落合中日に難題が発生した。

 予想通りというか、アレックスがヘソを曲げているようですね。
 今季のウッズの打撃成績は、打率 .298、45本塁打、103打点、アレックスが打率 .294、21本塁打、89打点。両者の守備における貢献度には大きな差があると思うのですが、打撃成績では逆に本塁打24本、打点にして14打点、ウッズの方が上回っています。
 もしアレックスにこの本塁打数の差が給料の差に繋がっていると捉えられてしまうと、今シーズン、良い形で右方向への打球が増えてきたにもかかわらず、来季本塁打を狙ってまた無理に引っ張るバッティングに戻ってしまわないかと心配です。
 おそらく、アレックスの契約はウッズの去就を見据えてになると思いますが、一連の編成部の手際の悪さにはゲンナリさせられます。しっかりしておくれ。



・小笠原孝投手(27)…2,250万円□(現状維持)

 今季は開幕1軍メンバーに入りましたが、2試合登板後の4/15に早くも左肘肉離れで戦線離脱。ほぼ1カ月後の5/14に再登録され、主に負けている場面でリリーフとして登板(先発も1試合アリ)していましたが、リリーフ陣の整備にともない7/19に再びファーム落ち。1カ月後の8/19に復帰して以降は、先発の駒不足もあり、なんとか先発ローテーションに定着しましたが、なかなか5回を投げきない状態がつづきました。結局、今季の成績は、22試合登板、57回1/3、2勝2敗、防御率3.45。
 来季は、山井と共にローテーション定着が期待されていますが、このクラスのピッチャーははっきり言って横一線。安定感はあるものの、決め手がないのもまた事実。よほど頑張らないと厳しいのでは…。


・川岸 強投手(25)…1,350万円▼150(-10%)

 ドラフト7巡目ルーキーながら、開幕1軍入り。シーズン当初は、良い場面で起用されていたのですが、次第に調子を崩し4/15に抹消。5/25にふたたび1軍復帰した後は、点差のある場面ながらそこそこ投げていたのですが、腰痛で6/9に再び抹消。8/8に3たび登録されたものの、先発が早い回に打ち込まれた場面で登板したのみで、8/21に抹消されてしまいました。今季の成績は、12試合登板、15回1/3、0勝0敗、防御率5.28。
 調子の良いときは良い球を投げているのですが、なかなかその好調が維持できないのが課題でしょう。よさこいでは先発を任され、長い回でも投げられることはアピールできたと思います。キャンプの過ごし方次第では、来季化けるかもしれないと思っています(希望)。


・佐藤 充投手(26)…1,200万円▼300(-20%)

 ドラフト4巡目ルーキー。ファームスタートながら春先のリリーフ崩壊のお陰もあり、5/1に1軍登録。しかし2試合に登板したのみで5/13に右肘痛で登録抹消。結局この故障のためにシーズンを棒に振ってしまいました。今季の成績は2試合登板、4回0/3、0勝0敗、防御率4.50の成績に終わりました。
 自分5月の連休にこのピッチャーを生で見たのですが、目の覚めるようなストレートを投げる素晴らしいピッチャーです。よさこいでは3試合先発を任されており、順調なキャンプさえ送れれば来季のローテーション入りは確実でしょう。おそらくよさこいの使われ方を見ても、首脳陣の期待がもっとも高いピッチャーだと思います。

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Posted by Copland at 19:00 | Comments(0)